近年の若者は、その多くが精神的に弱いものだと言われています。
実際、統計学上ではありますが、新卒社員の4割ほどが入社3年までの間に1度退職をするという結果が出ています。
その理由の多くは、「上司と反りが合わない」「自分がやりたかった仕事じゃない」と若者の精神的な部分が問いただされているようです。
明るく活発な若者らしい要素が失われやすい環境にある以上、どうにかして現代の若者を「明るく、強く、清い」青年に変えていきたいと思い、天光寺での新入社員研修が始まりました。
心が豊かであり、強くなければ、明るい性格も清い心も出にくいというのはお分かりいただけると思います。
真言宗のおしえに習い、天光寺では「心」をテーマに社員研修を行っています。
「『心』の篭った名刺交換」「仲間と目的に立ち向かう『心』を養う」など、「心」なくして人はコミュニケーションは図れませんし、仕事も出来ません。
自分自身の「心」を鍛えるには真言宗並びに天光寺での修行は最良と言えるでしょう。
ビジネスに重要な、お客様の心を第一に考えることは、「心」とは何かを理解してこそ得られるものです。
多くの仲間と共に生活、修行をすることで、自分だけの考えから、人との共存の考えへと自然に変化を遂げられます。
共存という意味では、近隣での清掃や挨拶の作法は大きな意味を成すに違いありません。
もちろん、清掃や挨拶はビジネスだけに使われるものではなく、一般社会に生きる誰しもが関わりのあるものです。
だからこそ、この2点は特に重視して研修に組み込んでおります。
挨拶をすることから人とのコミュニケーションが始まり、そこから商談や談笑が出来るのです。
会話の始まりは、必ず挨拶からです。
挨拶を社員研修で体に染み入れることで意識をしなくても、近隣の方々や相手先の企業の方、そして社内の方とも自然に輪を広げていくことが出来ます。
近隣の方との輪といえば、自宅の近くを清掃することから声を掛けてもらえる場合もあります。
掛けてもらえずとも、自分自身の身に沁み入った挨拶があれば、自然と人と人との繋がりが広がり、いずれは輪になっていきます。
社員としてだけではなく、プライベートでも応用できる様にすることで、どこででも「心」の篭った挨拶が実践できるようになります。
「心」の理解に興味があるという方、天光寺でお待ちしております。
まず社員研修で、同じ研修仲間との輪を広げていきましょう。